まわりの人を不快にさせる口臭の正体

こんにちは。院長の山本です。
日に日に暖かい日が増えてきて、
春の訪れを感じる今日この頃。

 

本格的な春の到来を告げる日は
国民の祝日「春分の日」になり、
この日を境に、太陽が出ている時間が
長くなっていきます。

 

気温もぐんぐん上がっていくので、
心もウキウキしますよね。

 

 

さて、春が来ても
まだまだマスクの出番は続きそうですが、
「マスクをするようになってから、
自分の息のニオイが気になるようになった」

という方がいらっしゃいます。

 

自身で不快に感じるということは、
当然、他の人が嗅いだときにも
よい印象ではありません。

 

 

このような
まわりの人が不快に感じてしまう
お口のニオイを『口臭』といいます。

 

 

 

口臭といっても、その原因はいろいろ。

 

たとえば、
餃子を食べた後のお口のニオイ。

 

「食べ物」「嗜好品(しこうひん)」の中には、
お口のニオイを強くするものがあります。

 

 

このような食べ物や嗜好品が原因のニオイは、
一過性なので、時間と共に消えていきます。

 

 

 

 

ですが、中には自然に消えず、
それどころか病気が潜んでいるケースも。

 

 

 

まず、口臭にはさまざまな原因がありますが、
80%以上はお口の中に原因がある
といわれています。

 

 

そして、この口臭の正体はなんと
揮発性硫黄化合物
(きはつせいいおうかごうぶつ)
という
毒ガスです。

 

この毒ガスは、お口の中の細菌が
たんぱく質を分解する時につくられるガスで、
主に3種類のガスからできています。

 

 

・硫化水素
…卵が腐ったようなニオイ

・メチルメルカプタン
…たまねぎが腐ったようなニオイ

・ジメチルサルファイド
…生ゴミのようなニオイ

 

 

 

 

これらが混ざったようなニオイが口臭になります。

 

 

 

口臭を抑えるためには、
お口の中を清潔に保つことが第一。

 

口臭予防の基本もまずは歯みがきですが、
外出先で歯を磨けない時は、
携帯用のマウスウォッシュや
マウススプレーもおすすめです。

 

 

 

お口のケアをしても、口臭がまったく改善されない…
という方は、気付かぬうちに
歯周病やむし歯が進行しているかもしれません。

 

早めの治療が肝心ですので、
ご自身で判断せず、
いつでもお気軽にご相談くださいね。

 

 

マスク生活が続いている今のうちに
お口の状態を改善し、
気になる口臭もやっつけてしまいましょう!

 

 

山本歯科
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